よくあるご質問の回答を掲載します。お電話でのお問い合わせの前にお読みください。
コンタクトレンズの種類などについては、一覧を用意していますので、御本人に合うものを相談の上、お勧めいたします。コンタクトレンズのつけ外しはスタッフが指導します。初めてのコンタクトレンズの場合は時間がかかりますので、診察終了1時間前までの受付とさせて頂きます。
はい、コンタクトレンズ代金には使えます。ただし、診察代は現金になりますので、あらかじめ御了承ください。
診察で特に目の問題がない方は、6か月分の購入が可能です。
酸素透過性の高いシリコーンハイドロゲル素材のコンタクトレンズに変えることをお勧めしております。また、今までの治療に加えて、新しいドライアイの目薬や涙点プラグなどの積極的治療もございます。診察時に御相談ください。
花粉症の時期にはメガネにして、しっかりアレルギー点眼液をさすのが最も良いと思います。しかしながら、ほとんどのコンタクトレンズユーザーは花粉症の時期でも継続してコンタクトレンズを使用しているそうです。当院では花粉症のある方はその時期だけでも1日使い捨てコンタクトレンズをお勧めしております。1日使い捨てコンタクトレンズでしたら、コンタクトレンズを装用したままアレルギー点眼液をさしていただいても臨床上ほとんど問題になりません。
乱視はほとんど全ての方にありますが、その程度が問題になります。強い乱視がありますと、物がシャープに見えません。それにより日常生活で不便を感じるようでしたら、より良い道具(乱視用コンタクトレンズ)を利用されたらと思います。通常のコンタクトレンズで全く不便を感じないようでしたら、今までどおりのコンタクトレンズで良いのではないでしょうか。道具(メガネやコンタクトレンズ)を使って、生活が今までより便利、快適になることが大事だとお話しております。
近視とは簡単に話すと、目のピントが近くにあっている状態です。それでは遠くが見えないので、メガネやコンタクトレンズを使ってピントを遠くにしています。そうすると近くは自分が持っているピントを合わせる力(調節力)でピント調整して見ます。その調節力が低下するのが老眼です。その対策としては、1、コンタクトレンズで遠くにピントを合わせて近くは老眼鏡を使う。 2、コンタクトレンズの度数を少し弱めに設定して、遠くも近くもスッキリではなく、ある程度の見え方で暮らす。 3、コンタクトレンズで片目を遠くに片目を近くに合わせる(モノビジョン)。 4、遠近両用コンタクトレンズを試してみる。 全ての方法に、メリットデメリットがあります。診察時に御相談ください。
最初に老化を感じるのは目であることが多いそうです。そう、老眼です。目の状況によりますが、多くは40代より自覚するようです。日本での失明原因の1位は緑内障です。40歳以上の20人に1人、60歳以上の10人に1人と言われています。そのため、コンタクトレンズだけでなく、ちゃんと眼底検査もして、そのあたりもチェックいたします。
コンタクトレンズは高度管理医療機器です。正しい使い方の理解とその実行ができれば、年齢制限はありません。こういった場合は普段はメガネを使用されて、必要時に1日使い捨てのコンタクトレンズをお勧めしております。
コンタクトレンズの長所ですが、
・メガネに比べて見える範囲(視野)が広く、目と離れていないために見え方がメガネに比べて自然です。見え方の質はハードコンタクトレンズ>ソフトコンタクトレンズ>メガネとなります。
・右眼と左眼で視力に左右差のある目(ガチャ目)でも自然に使えます。メガネの場合、ガチャ目の方は左右の目で物の大きさが違って見えたりします。
・スポーツ、ダンス系、見栄えのいる趣味や習い事をされる場合には、コンタクトレンズは良い選択肢の一つです。
短所は
・目にとって異物ですので、様々な眼障害を起こすことがあります。最近では、韓国製などのカラーコンタクトレンズによる眼障害が問題となり、新聞、テレビで取り上げられています。また、長年使っていると目の乾燥は多くの方で問題となってきます。よって、いつ眼障害が起こるか分かりませんので、必ず自分に合ったメガネも置いておくべきです。
・2週間交換ソフトコンタクトレンズやハードコンタクトレンズを使用される方については、しっかりしたこすり洗いなどによるコンタクトレンズの管理が必要です。性格的、あるいは年齢的に管理が不十分になりそうな方は1日使い捨てのコンタクトレンズをお勧めいたします。また、夜にコンタクトレンズをつけたまま寝ないよう、毎日の付け外しが必要です。
年齢的に40代以上の方にこのようにおっしゃられる方が多いです。現在は、ソフトコンタクトレンズでもお手入れ、装用時間、レンズの寿命をちゃんと守って頂き、定期的に検診を受けられたら、何ら問題ありません。今では、初めてコンタクトレンズをつける方は、ほぼ全ての方がソフトコンタクトレンズを使用されますので、ハードコンタクトレンズは円錐角膜など特殊な方のみが使うレンズになっていくと思われます。逆に、ハードコンタクトレンズは長期装用(20年以上など)による眼瞼下垂(http://sato-eye.com/ganken/index.html)を発症している方がおられ、当院でも余儀なく手術を受けられた方もおられます。
普段はメガネで仕事をされていて、週末、スポーツをする時、あるいは旅行に行く時だけコンタクトを使う、といった方は多くおられます。こういった方は、2週間使い捨てコンタクトレンズはもったいないので、1日使い捨てコンタクトレンズをお勧めいたします。
コンタクトレンズの販売に関し、使用者に対する適切な情報提供が徹底して行われるよう、厚生労働省からの指導があります(コンタクトレンズの適正使用に関する情報提供等の徹底について)。実際に、コンタクトレンズ装用に伴う眼障害で眼科を受診される方は多くおられるのが現状ですので、当院では6ヶ月に1回の定期検査をお願いしております。ご理解のほど、宜しくお願いいたします。