日帰り白内障手術

目の手術というと怖いイメージがありますが、当医院では患者さまが手術を受けることに納得いくまで説明させていただき、患者さまにとって安心して施術できるよう努めさせていただきます。1日に両目手術も可能です。
サトウ眼科では年間500件以上の白内障手術を行っています。

白内障とは

茶色めの奥にある水晶体が濁る病気が白内障です。
濁った水晶体を光が通るために、視力が低下したり、かすんで見えたり、まぶしく感じたり、二重に見えたりします。目薬や飲み薬で改善しません。

詳しくは外部リンクサイトもご覧ください。 https://www.cataract-iol.jp/

白内障手術について

  • 1 視機能改善には、手術が必要となります。手術日は開始1時間前にご来院頂きます。手術は目薬の麻酔で行いますが、触られる感じはありますが、痛みはほとんどありません。極小切開2.4mmの傷口から超音波にて水晶体の濁りを取り除きます。

  • 2 手術前に慎重な検査で決定した度数の眼内レンズを挿入します。

    手術時間は10~15分程度です。

  • 3 白内障手術終了後は眼帯をせずに、保護眼鏡を装用してお帰りいただけます。
    術後の経過は定期的に通院して頂き(手術翌日、翌々日、4日目、7日目~)、経過観察いたします。

写真で見る白内障手術

写真で見る白内障手術

当院で行われている日帰り白内障手術のデジタルハイビジョン録画からの写真です。
※リアルな写真となりますので苦手の方は御覧いただかないほうがよいです。

ご覧いただく方は、こちらより
写真で見る白内障手術

最新の手術機器

インフィニティ®ビジョンシステム

最新鋭の白内障手術装置「センチュリオン®ビジョンシステム」を導入しました。以前に使用していたインフィニティとの違いとして、

・コンピューターに制御された眼内圧の安定システム
これにより手術中の前房内圧を常に一定に保つことができ、従来よりも低い眼内圧で手術ができます。そのため、白内障手術の合併症である後嚢破損が圧倒的に起こりにくくなり、しかも低侵襲な手術が可能です。

・超音波破砕力の向上
これにより、白内障がとても進行した難症例でも効率的に処理でき、絶大なパフォーマンスを発揮してくれます。

実際使っていると、術者として違いを体感しています。

当院の日帰り白内障手術 14の特徴

1日帰り手術です

日帰りで手術を行い、入院の必要はございませんので、経済的負担もより軽く済みます。手術終了後は眼帯をせず、保護メガネをかけて帰宅していただきます。

2短時間の手術です

過去の当院の手術データーによると通常の症例では手術時間6~10分で終了する方が多いです。

3注射なし

麻酔は、基本的に目薬の麻酔薬で行っています。痛がりの方には前房内麻酔、怖がりの方には低濃度笑気ガス麻酔も選択できます。

4出血無し

黒目の小さい切開(2.4mm角膜切開)で行いますので、出血はせず、抗凝固剤(ワーファリン)や抗血小板凝集抑制剤(パナルジン、アスピリン)などの薬剤を中止する必要もありません。

5眼軸長測定はOA-2000を使用

術後の良好な裸眼視力を得るためには、術前検査が非常に大事になります。眼内レンズの度数決定には、目の奥行きの長さ(眼軸長)、目の表面のカーブの形(角膜曲率半径)の結果を特殊な計算式に入れて決定します。当院採用の光学式眼軸長測定器OA-2000は、眼軸長をより正確に測定できるだけでなく、以前は測定できなかった進行した白内障でも眼軸長測定が可能になりました。そのため、白内障手術で今まで以上に良い結果を出すことを可能にしてくれます。

6患者様に合った眼内レンズ選択

当院では手術前にアンケートをとり、過去にどのような見え方をしてきたのか、今はどのような見え方を望まれているのか、などできるだけ患者様のライフスタイルを把握して眼内レンズの種類、度数を決定しております。
また、遠近両用眼内レンズ(多焦点眼内レンズ)の多焦点眼内レンズの選定療養実施施設ですので、より付加価値のあるレンズ選択も可能です。
また、乱視用眼内レンズも使用しています。

7開かれた手術室です

付き添いの方は、手術の様子を47インチのTVモニターで見学していただけます。手術の様子はデジタルハイビジョンで録画されています。

8バリアフリーの医院です

医院は1階に位置しており、車椅子の方でも手術可能です。院内の移動は少なく、足の不自由な方には好都合と思われます。

9経験豊富な眼科専門医による手術です

手術は全例院長が執刀します。超高齢の方でもお引き受けいたします。ただ、どんな病気でもそうですが、早く治したほうが楽な場合が多いです。

101日に両目手術も可能です

体、足などが不自由で通院が困難な方で通院が難しい方や遠方から手術のために来院される方などは、1日で両目の白内障手術も可能です。
※患者様の目の状態やご希望する手術内容によってはご希望に添えないことがあります。
日帰り両目同日白内障手術

11低濃度笑気ガス麻酔

歯科医院で広く使われている、小さなお子さまでも受けられる安全性の高い麻酔です。
笑気ガスを鼻から吸ってもらうことで、リラックスした気分で手術を受けることができます。
低濃度笑気ガス麻酔

12最新鋭の白内障手術装置(を使用)

最新鋭の白内障手術装置「センチュリオン®ビジョンシステム」を導入。コンピューターに制御された眼内圧の安定システムと超音波破砕力の向上によって、手術の安全性と効率性がさらに向上しました。難症例に対する手術においても絶大なパフォーマンスを発揮します。

13様々な多焦点眼内レンズ選択可

2焦点、3焦点、焦点拡張型など様々な多焦点眼内レンズの選択ができます。
多焦点眼内レンズ手術を用いた白内障手術

14低侵襲緑内障手術可能

白内障手術時(10分程度)に同時に低侵襲緑内障手術(10分程度)を施行できます。一生に1回の白内障手術時に緑内障治療も同時にできるということです。
当院で行う低侵襲緑内障手術はiStent(アイステント)を用いた眼内ドレーン挿入術とカフークを用いた線維柱帯切開術の2つの術式です。 https://www.glaukos.com/ja/施設一覧/
低侵襲緑内障手術(iStent inject、マイクロフックなど)・緑内障治療

日帰り白内障手術費用

通常の白内障手術は保険診療にて行えます。

1割の患者様 片目 → 1万4千円程度
3割の患者様 片目 → 4万3千円程度

※金額は片目の場合の手術費用(お薬代を含む)です。
※目の状態や症状によって検査内容やお薬が変わることがあるため、多少前後することがあります。
※他に、保護メガネ購入費3,200円、クリーンコットンアイ(目まわりを拭いていただく為の濡れコットン)2箱・600円(1箱300円)が必要です。
当院で準備いたします。ご用意いただく必要はありません。

※お支払いが10,000円以上の場合 クレジットカードをご利用いただけます。(一括のみ)

1カ月の自己負担額がご自身の保険の限度額を上回った場合は、申請することで限度額を超える額が支給されます。

ご自身の医療費の上限額がいくらになるのかについてはご加入の保険者にお問い合わせください。

生命保険の活用

・皆様の加入されている生命保険で「入院給付金」というのはございませんか?
・入院給付金という中に「手術給付金」というのが含まれていませんか?

手術給付金は日帰りの手術、レーザー治療でも給付が受けられます。

※契約内容によりますので、詳しくはご加入の生命保険会社へご確認ください。
「日帰り白内障手術」は対象か、「手術のみ」・「手術後の通院も含む」か等

(2019年8月現在)

患者様の紹介について

他の眼科様へ通われていて、当院での手術をお考えの患者様へ

術後はかかりつけの眼科様で経過を診ていただくことができますので、可能であれば紹介状を頂いて受診なさってください。

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